“急ですがラインやツイッターなどで絵文字は使っていますか?
笑った顔や記号、動物など様々なものがあります。その中でも今回は悲しい絵文字の使いかたについて触れていきます。

さて、悲しい絵文字の使い道について話しましょう。文字通り悲しいときに使うのは勿論ですが、物事をコミカルに表現したいときにも使うことができます。たとえば「さっきまであったお金がない」って文章だった場合、文章だけで書かれてもひたすらに重苦しく、読んでて「この人、きっと今つらいんだろうな」と共感を誘い、相手にも悲しい気分にさせてしまします。そんなとき語尾に足してあげれば、「散財しすぎたんだろうな、馬鹿だなあ」ぐらいのテンションで軽く読んでもらえるのです。つまり、共感してほしいわけじゃなく、ネタとして受け止めてほしいときや、笑い話にしてほしいときに使うことで自然とそういった読ませかたが出来るようになります。

このようなときにも使ってみたらどうでしょう。「ごめん、その日は予定があって行けない」と送りたいときにそのまま送ってしまうと、ぶっきらぼうで相手に「忙しいのに誘わないで」と言ってるようでマイナスな感情を与えかねません。先ほど同様に文章の最後に付け足せば、ライトに感情を伝えられるので相手はまた誘いやすくなります。
しかし、注意事項として使いすぎると文章のイメージが軽くなりすぎて適当にみられたり、ふざけてるように受け止められてしまうのであまり使いすぎは禁物です。

先ほどまでは、軽い使い方を紹介しましたが相手を心配しつつも安心したときにも使えます。例えば「何事もなくてよかった、これからは気をつけてね」って伝えたいとなったときに、何もつけずに送ってしまうと相手を責めてるようにも見えます。さて、語尾に悲しい顔を足してあげましょう。そうしたら心配しつつも安心してるような表現に変わるはずです。

3種類の例をだして紹介しましたが、共感を抑えたいとき、物事をマイルドに伝えたりしたいとき、言葉の表現を補助してあげたいときなど様々な場面で使えることがわかりました。

いかがだったでしょうか、あまり絵文字が好きじゃないって方も中にはいると思います。しかし、自分のこだわりではなく、その文章を受け取った相手が、どのように汲み取り感じてほしいかを見据えて使えば、今よりもっと伝わりやすく、優しい表現ができるようになります。ぜひ、文を送る前には、末尾に悲しい絵文字を足してみて受け取りかたの変化を見てから送ってみてください。”